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ナショナル ドーナツデー(6月の第1金曜日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ナショナル ドーナツデー(6月の第1金曜日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月の第1金曜日は「ナショナル ドーナツデー」。今回は「ナショナル ドーナツデー」の意味や由来を解説します。

また、「ナショナル ドーナツデー」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報PR事例もご紹介。広報PRやマーケティングネタを探している方、特にドーナツに関連する商品・サービスを展開する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ナショナル ドーナツデー」の意味・由来とは?

6月の第1金曜日は「ナショナル ドーナツデー(National Donut Day)」です。1938年、アメリカの救世軍(The Salvation Army)によって創設されました。

第一次世界大戦中、前線でアメリカ軍兵士たちにドーナツを提供し、士気を支えてた女性ボランティア、通称「ドーナツガール」を称える目的で設けられた日です。

現在もアメリカでは、この日に合わせて大手ドーナツ店などで、ドーナツの無料や限定キャンペーンなの特別なサービスが行わています。

「ナショナル ドーナツデー」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ナショナル ドーナツデー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ナショナル ドーナツデー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ナショナル ドーナツデー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ナショナル ドーナツデー」を元に発信をする流れ

「ナショナル ドーナツデー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ナショナル ドーナツデー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ナショナル ドーナツデー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ナショナル ドーナツデー」を広報PRに活かした事例

「ナショナル ドーナツデー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ナショナル ドーナツデー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ナショナル ドーナツデー」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.ドーナツの記念日「ナショナル ドーナツデー」に限定キャンペーンを実施

クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会は、2025年6月6日(金)の「ナショナル ドーナツデー」に合わせて、商品を1点以上購入したお客さまを対象に『オリジナル・グレーズド®』を1個プレゼントするキャンペーンを実施。全国のクリスピー・クリーム・ドーナツ全店舗(※)にて、数量限定で提供されます。

プレスリリースでは、「ナショナル ドーナツデー」にちなんだ同社の取り組みを紹介しつつ、キャンペーン概要を展開。キャッチーなバナー画像や、シズル感のある出来立てのドーナツの写真など、視覚的訴求力にも優れています。記念日を活用した販促施策を検討する際、参考にしたい構成の好例といえるでしょう。

参考:6月第一金曜日はドーナツの記念日「ナショナル ドーナツデー」 全店合計10,000個! 『オリグレおひとつプレゼント』2025年6月6日(金)限定・各店数量限定で開催

事例2.手土産にもピッタリなアメリカ生まれのポップでかわいいドーナツが登場

株式会社大丸松坂屋百貨店は、松坂屋上野店の食品フロア「ほっぺタウン」にて、週替わりで人気ショップが出店するイベントを実施していることをプレスリリースで配信しました。2025年6月11日からは「サザンメイドドーナツ」が登場。アメリカ生まれのポップでかわいいドーナツが販売されます。

プレスリリースでは、イベントスペースで長年愛され続けたアメリカのドーナツを楽しめると紹介。ドーナツのほか、パンやみたらし団子、ビーフカレーなど、注目のグルメ6ブランド並びます。記念日にちなんだ事例ではないものの、それぞれの魅力が伝わる写真とテキストの配置が参考になる構成です。普段は味わえないグルメは、訪問先の手土産や会話のきっかけにもぴったりです。

参考:甘いもので息抜き!アメリカ生まれのドーナツから、王道のみたらし団子まで! 松坂屋上野店 最旬グルメ

事例3.55周年を記念して、新食感ドーナツの発売と新CMの放映を開始

株式会社ダスキンは、運営する「ミスタードーナツ」から、創業55周年を記念した新商品『もっちゅりん』の発売をプレスリリースで発表しました。同日より、今田美桜さんが出演する新TVCMの放映も全国でスタートします。

プレスリリースでは、55周年を迎えたミスタードーナツの取り組みや、新たなブランドコミュニケーション「ミスド集合で」のコンセプトを紹介しています。CMの撮影エピソードやインタビューも盛り込まれており、読み応えのある構成がGOOD。『もっちゅりん』という名前にふさわしい、もちもち食感が伝わるビジュアルと商品紹介も相まって、注目を集める内容です。

記念日に直接関連していませんが、周年記念をフックにしたドーナツの新商品施策として参考になる好事例といえるでしょう。

参考:【ミスタードーナツ】6月4日(水)から『今田美桜さんが‟55年目の新食感ドーナツ”を初体験!』新TVCM もっちゅりん「もちもちのその先へ」篇を放映開始

「ナショナル ドーナツデー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

6月の第1金曜日の「ナショナル ドーナツデー」は、ドーナツに注目が集まりやすい日です。特に、食品を扱う企業は、「ナショナル ドーナツデー」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ナショナル ドーナツデー」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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